神が創造しなかったもの(罪/苦しみ/憂うつ)を、知覚してはならない(赦さずにそのままにしておいてはならない)。 そのようなことをすれば、あなたは神を否定している

 が創造しなかったものを知覚してはならない。 そのようなことをすれば、あなたはを否定している。 父性のみが唯一の父性であり、があなたにそれを与えたからこそ、それはあなたのものである。 あなたが自分自身に与える贈り物は無意味であるが、自分の被造物たちにあなたが与える贈り物は、御名において与えられるので、の贈り物と同質である。 だからこそ、あなたの被造物たちはのそれと同じく実在するのである。 だが、真の神の子が知られるためには、真の父性が認められなければならない。 あなたは自分の作り出した病めるものを、自分の真の被造物たちだと信じている。 なぜなら、あなたは自分が知覚している病んだ形象を、神の子らだと信じているからである。 あなたは父性を受け入れてはじめて、何かをもつことが可能になる。 なぜなら、父性が、あなたに一切を与えたからである。 だからこそ、を否定することはあなた自身を否定することなのである。

 

奇跡講座テキスト 第10章  五 神の否定  13.