病気の神の儀式は奇妙である上に、きわめて過酷である。 喜びは決して容認されない。 憂うつが、その神に対する忠誠のしるしだからである。 憂うつとは、あなたが神を否定すると誓ったことを意味する。 多くの者たちが瀆神を恐れているが、彼らはそれが何を意味しているのか理解していない。 彼らは、神を否定することが彼ら自身のアイデンティティーを否定することだと気づいていない。 そして、この意味において、罪の報酬はまさしく死である。 これはまったく文字通りのことを意味している。 生命を否定するなら、その反対のものが知覚されることになる。 あらゆる形の否定は、実在するものを実在しないものに置き換えることだからである。 本当はこのようなことは誰にもできないが、自分にそれができると考えることは可能であり、あなたがすでにそれをしたと信じているという点については、議論の余地がない。
奇跡講座テキスト 第10章 五 神の否定 1.