多くの者たちの中では、大いなる光線は覆い隠されているので、閃光しか残っていない。 だが、神は、光線がすっかり忘れ去られることがないように、閃光を生かし続けてきた。 その小さな閃光を見さえすれば、あなたはより大きな光について学ぶことになる。 その光線は目に見えなくてもそこにあるからである。 閃光を知覚すれば癒すことになり、光を知るなら創造することになる。 だが、戻っていく過程においては、小さな光がまず先に認識されなければならない。 分離とは偉大さから卑小さへの降下だったからである。 しかし、閃光は今もなお、大いなる光と同じく清い光である。 なぜなら、それは今も残る創造の呼びかけだからである。 あなたの全幅の信をそこに置きなさい。 そうすれば、神ご自身があなたに答えてくれるだろう。
奇跡講座テキスト 第10章 四 病気の終わり 8.