自分が病気になり得る(自我と同一化し得る/魔術・偶像を必要とする/完全無欠でない)と信じるなら、あなたは神の前に他の神々(偽りの実相/非実相)を置いたことになる

 すべての魔術は、和解不可能なものを和解させようとする試みである。 すべての宗教は、和解不可能なものは和解させられないという認識である。 病気と完全無欠性は和解不可能である。 が完全無欠に創造したのなら、あなたは完全無欠である・・・傍点)。 自分が病気になり得ると信じるなら、あなたはの前に他の神々を置いたことになる。 はあなたが作り出した病気の神と戦っているわけではないが、あなたは戦っている。 病気の神はに対する決断の象徴であり、神の意志と和解させることができないので、あなたはその神を恐れている。 その神を攻撃するなら、あなたはそれを自分にとって実在のものにしてしまう。 しかし、それがどのような形で、どこに見えているように思えても、それを崇拝することをあなたが拒否するならば、その神はそれが作り出された元の無の中へと消えていく。

 

奇跡講座テキスト 第10章  四 病気の終わり  1.