あなたが真の神の他に、何ものをも神としなくなったときに(信を置く対象としなくなったときに)、神の声(聖霊)は聞かれる

 の祭壇においてのみ、あなたは平安を見出すだろう。 そしてこの祭壇は、があなたの中に置いたので、あなたの中にある。 神の声は今も、戻ってくるようにとあなたに呼びかけている。 そして、あなたが真のの他に何ものをも神としなくなったときに、神の声は聞かれる。 あなたは兄弟たちのために、病気の神を放棄することができる。 実は、もしあなたが自分自身のために病気の神を放棄するなら、そうせざるを得なくなる。 なぜなら、あなたがどこであれ病気の神を見るなら、あなたはその神を受け入れたことになるからである。 そしてあなたがその神を受け入れるなら、あなたはこうべを垂れてその神を崇拝することになる。 なぜなら、それはの代替として作り出されたものだからである。 その神というのは、どの神が実在するかは自分で選択できるという信念そのものである。 それは明らかに実相とは何の関係もないが、同じく明らかなことは、あなたが知覚している現実とは大いに関係があるということである。

 

奇跡講座テキスト 第10章  三 病気の神  11.