神の子が病気になり得ると信じることは、神の一部が苦しむことがあり得ると信じることである。 愛は攻撃することができないので、苦しむこともあり得ない。 したがって、愛を思い出せば、それに伴って、何ものにも傷つかざる強さがもたらされる。 たとえ神の子のひとりが病気を信じているとしても、彼の前で病気に与してはならない。 あなたが彼の中に神を受け入れることが、彼が忘れてしまっている神の愛を認めることになるからである。 あなたが彼を神の一部として認識することが、彼が否定している彼自身についての真理を彼に思い出させる。 あなたは、彼による神の否定を強化し、それによってあなた自身を見失いたいだろうか。 それとも、彼に自らの全一性を思いださせ、あなたも彼と一緒に創造主を思い出したいだろうか。
奇跡講座テキスト 第10章 三 病気の神 3.