神の病んでいる子供たちにとって、あなたを通して表れる神の力以外にどのような慰め手があり得るだろうか。 一なる子のどの部分で神が受け入れられるかは問題ではないということを、思い出しなさい。 神はいつでもすべての者のために受け入れられる。 そして、あなたの心が神を迎えるとき、神についての記憶が一なる子のあらゆるところで目覚める。 ただあなたの兄弟たちのために神を受け入れることにより、彼らを癒しなさい。 あなたの心は分離してはおらず、神の癒しの経路も一つしかない。 神にはひとりの子しかいないからである。 神のすべての子供たちと神の間に今も存続する親交の絆が彼らをひとつにつなぎ、彼らを神とつなぐ。 これを自覚することが彼らを癒すことである。 なぜならそれは、誰も分離しておらず、それゆえに誰も病んでいないという自覚だからである。
奇跡講座テキスト 第10章 三 病気の神 2.