あなたは神を攻撃したことはなく、今でも神を愛している。 あなたに自分の実相を変えることなどできるだろうか。 誰も自分を破壊しようと意志することはできない。 あなたが自分自身を攻撃していると思うなら、それは、あなたが自分だと考えているものを憎んでいるということの確かなしるしである。 あなたが攻撃できる対象はこれであり、これだけである。 あなたが自分だと考えているものは非常に憎むべきものとなり得るし、その奇妙な自分像があなたに行わせることはきわめて破壊的になり得る。 だが、その破壊はその自分像と同じく実在しない。 それでも、偶像を作り出す者たちは偶像を崇拝する。 偶像は無であるが、それらを崇拝する者たちは、病んでいる神の子らである。 神は彼らを病気から解き放ち、神の心に戻そうとする。 神は、彼らを助けることのできるあなたの力を制限しない。 なぜなら、神がそれをあなたに与えたからである。 それがあなたの救済なのだから、それを恐れてはならない。
奇跡講座テキスト 第10章 三 病気の神 1.