思い出すということは、単に、すでにあなたの心の中にあるものを、そこに回復させるということにすぎない。 思い出されるものを、あなた自身が作り出すわけではない。 すでにそこにあるのに拒絶されていたものを、再び受け入れるだけである。 この世界において真理を受け入れる能力は、神の国における創造が知覚レベルで表れたものに相当する。 あなたが自分の役割を果たすなら、神はご自身の役目を果たすだろう。 そして、役目を果たすあなたへの神からの返礼は、知覚を智識へと取り換えることである。 あなたのための神の意志を超えるものは何もない。 ただ神を思い出そうというあなたの意志を示し、その後はよく見ていなさい! 求めさえすれば、神は一切をあなたに与えてくれる。
奇跡講座テキスト 第10章 二 忘れるという決断 3.