解離とは、(智識を)忘れるという決断に他ならない。 あなたが解離させたもの(智識/実相)を恐れているからではなく、自分がそれを解離させたということ自体を恐れている。 あなたが解離させたものが受け入れられたとき、それは恐ろしいものではなくなる

 あなたはまず最初に何かを知っているのでない限り、それを解離させることはできない。 智識が解離より先にあったはずであり、それゆえに、解離とは忘れるという決断に他ならない。 忘れ去られたものはその後は恐ろしいものに見えるが、その唯一の理由は、こうした解離は真理への攻撃だからである。 あなたは忘れてしまったからこそ・・・・傍点)、恐れている。 こうして、あなたはさまざまな夢の自覚を智識の代わりとするようになったのだが、それは、あなたが解離させたものを恐れているからではなく、自分がそれを解離させたということ自体を恐れているからである。 あなたが解離させたものが受け入れられたとき、それは恐ろしいものではなくなる。

 

奇跡講座テキスト 第10章  二 忘れるという決断  1.