何であれ自分に起こることは外的要因によって生じると信じている限り、あなたは時間を、そのように(永遠〔無限性/実相〕を取り戻すための手段として)知覚することはできない

 あなた自身を超えたいかなるものも、あなたを恐れさせたり、愛情深くさせたりはできない。 なぜなら、あなたを超えたところにはまったく何も存在しないからである。 時間も永遠もどちらもあなたの心の中にあり、あなたが時間を、永遠を取り戻すための手段としてのみ知覚するまでは、時間と永遠は葛藤し続ける。 何であれ自分に起こることは外的要因によって生じると信じている限り、あなたは時間をそのように知覚することはできない。 あなたが学ばねばならないことは、時間はほかならぬあなた自身の意のままになるものであり、この世界のいかなるものも、その責任をあなたから取り去ることはできない、ということである。 あなたは自分がの法則に違犯できると思い込むことはできても、それらの法則から逃れることはできない。 それらはあなたを保護するために定められたのであり、あなたの安全と同じく、それらの法則も犯されざるものである。

 

奇跡講座テキスト 第10章  序   1.