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自分自身を愛のない存在(つまり自我と同一化している者)として見ることを選ぶなら、あなたは幸せにはならない。 あなたは、自分自身(見誤った実相/卑小な自己)を咎めているのであり、自分自身を力不足(不充分な、完全無欠でない存在)だと見なしているに違いない

 自分自身を愛のない存在として見ることを選ぶなら、あなたは幸せにはならない。 あなたは自分自身を咎めているのであり、したがって、自分自身を力不足だと見なしているに違いない。 この力不足という感覚から逃れるために、あなたは自我に頼ろうとするのだろうか。 その感覚は、自我が自分で生み出したものであり、自分の存在のためには維持していかなければならないものである。 このような自画像をそのままに保つための自我の方策を用いることで、あなたが自我による評価から逃れられるだろうか。

 

奇跡講座テキスト 第9章  七 二つの評価  5.