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癒されていない治癒者には、実在性のあることは何も起きていない。 彼は、自分自身が教えていること(選択された想念〔自我〕および、その想念の結果)から学ばなければならない。 彼の自我は、常に状況から何かを手に入れようとする(獲得思考)

 恐れに対抗するための方法が心の重要性を低下させることだとしたら、それがどうして自我の力を増強できるだろう。 このように明白な矛盾こそが、精神療法で何が起こるのかを真に説明した者がいない理由である。 本当に何も起こらないのである。 癒されていない治癒者ヒーラーには実在性のあることは何も起きていない。 そして、彼は自分自身が教えていることから学ばなければならない。 彼の自我は常に状況から何かを手に入れようとする。 したがって、癒されていない治癒者ヒーラーは与える方法がわからず、その結果、分かち合うことができない。 彼は訂正をもたらすように働いていないため、訂正することができない。 彼は自らも何が実在するかを知らないにもかかわらず、それを患者に教えることは自分に任されていると信じている。

 

奇跡講座テキスト 第9章  五 癒されていない治癒者ヒーラー  5.