常に心を弱めたいと思っている自我は、心を破壊しようとして心を肉体から分離しようとする。 しかし自我は、自分は心を保護しているのだと実際に信じている。 その理由は、自我は心は危険だと信じており、心を無くすことが癒すことだと信じているからである。 しかし、心を無くすことは不可能である。 なぜなら、それは神が創造したものから無を作り出すことを意味するからである。 自我は弱さを引き出そうとしてあらゆる努力をするにもかかわらず、弱さを軽蔑している。 自我は自分が憎んでいるものだけを欲している。 自我にとっては、これは完璧に分別のあることである。 攻撃の力を信じているので、自我は攻撃を欲する。
奇跡講座テキスト 第8章 九 訂正された知覚としての癒し 6.