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元気のない状態で目を覚ましたときは(つまり、眠り〔幻想〕を聖霊に預けたにもかかわらず平安でないときは)いつでも、眠りは、聖霊に与えられていなかったのである。 喜びに満ちて目を覚ました(贖罪に達した)ときにのみ、あなたは聖霊の目的に沿って眠り(幻想)を活用したのである

 あなたがどのように目覚めるかは、あなたがどのように眠りを使ったかを表すしるしである。 あなたは眠りを誰に与えただろうか。 どちらの教師に眠りを預けただろうか。 元気のない状態で目を覚ましたときはいつでも、眠りは聖霊に与えられていなかったのである。 喜びに満ちて目を覚ましたときにのみ、あなたは聖霊の目的に沿って眠りを活用したのである。 眠りを病気のために誤用した場合には、まさに眠りによって「意識が麻痺する」こともあり得る。 眠りは死の一形態ではなく、同様に、死は無意識の一形態ではない。 完全な無意識は不可能である。 あなたはただ目覚めているがゆえに、安らかに休むことができる。

 

奇跡講座テキスト 第8章  九 訂正された知覚としての癒し  4.