病気とは、あなたが傷つくことが可能だということを実証する一つの方法である。 それは、あなたの脆弱さや傷つきやすさを証し、あなたが外的な導きに頼ることを極度に必要としていることを証言するものである。 自我はこのことを、あなたが自我の導きを必要としていることの最高の論拠として用いる。 自我は、破壊的な結果を避けるための処方箋をとめどなく口述する。 聖霊は、同じ状況を完全に自覚しながらも、それをわざわざ分析するようなことは、一切しない。 データ自体が無意味なら、それらを分析することに意味はない。 真理の機能とは、真実なる情報を収集することである。 誤りに対処するいかなる方法も、それが行き着く結果は無である。 結果が複雑になればなるほど、その虚無性を認識することは困難になるだろう。 しかし、それらを真に判断するためには、前提から導き出されるかもしれないあらゆる結果を検討する必要はない。
奇跡講座テキスト 第8章 八 手段または目的としての肉体 6.