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病気が意味をなすのは、肉体についての自我の解釈の土台となる二つの基本的な前提が真実である場合のみである。 その前提とは、肉体は攻撃のためにあるということと、あなたは肉体だということである。 これらの前提がなければ、病気は思いつくことさえできないものである

 肉体にはそれ自体では何の機能もないということは、依然として真実である。 肉体は目的ではないからである。 けれども、自我は肉体を目的として確立する。 なぜなら、そのようなものにしておけば、その真の機能は覆い隠されるからである。 これが自我が行うすべてのことの目的である。 その唯一の狙いはあらゆるものの機能を見えなくすることにある。 病気の肉体というものは意味をなさない。 それが意味をなし得ない理由は、肉体とは、病気のためにあるものではないからである。 病気が意味をなすのは、肉体についての自我の解釈の土台となる二つの基本的な前提が真実である場合のみである。 その前提とは、肉体は攻撃のためにあるということと、あなたは肉体だということである。 これらの前提がなければ、病気は思いつくことさえできないものである。

 

奇跡講座テキスト 第8章  八 手段または目的としての肉体  5.