それならば、阻んでいるものを取り除くことが、助けと癒しを保証する唯一の道である。 助けと癒しは、肉体の中に居るのではなく肉体を通して働いている心が、正常に表現されたものである。 自らのゴールは肉体だと信じるなら、心は肉体についての知覚を歪める。 そして、肉体を超えて自らが延長していくのを阻むことで、分離を助長し、病を引き起こす。 肉体を個別の存在として知覚することは、病を助長せずにはすまない。 なぜなら、それは真実ではないからである。 コミュニケーションの媒体は、それ以外の何かのために用いられるなら、その有用性を失う。 コミュニケーションの媒体を攻撃の媒体として使うことは、明らかな目的の混同である。
奇跡講座テキスト 第８章 七 コミュニケーションの手段としての肉体 11.