自我に注意を逸らされることで、あなたの学びが邪魔されるように見えるかもしれないが、あなたが自我にその力を与えない限り、自我にはあなたの注意を逸らす力はない。 自我の声は幻覚である。 自我が「私は実在しない」と言うはずはない。 だが、自分の幻覚をひとりで払いのけることが、あなたに求められているのではない。 ただ、それらの幻覚が自分にもたらした結果に照らして、それらを査定するように求められているだけである。 平安が失われたという結果に基づいて幻覚を望まないことにするなら、あなたは自分の心からそれらを取り除いてもらうことができる。
奇跡講座テキスト 第8章 一 カリキュラムの方向 2.