心が光だけをもっているとき、光だけを知っている。 それ自身の輝きがその周囲を遍く照らし、他の心たちのもつ闇の中へと延長していき、それらの心を尊厳あるものへと変容させる。 神の威厳は、あなたがそれを認識し、賞美し、知るために、そこにある。 神の威厳をあなたの兄弟として認識することは、あなた自身が受け継いでいるものを受け入れることである。 神は平等にしか与えない。 神の贈り物を誰かの中に認識するなら、あなたは神があなたに与えたものを認めたことになる。 真理ほど認識するのが簡単なものはない。 これは、即座に起こる明確で自然な認識である。 あなたはそれを認識しないように自分自身を訓練してきたが、それはあなたにとって非常にむずかしいことであった。
奇跡講座テキスト 第7章 十一 恩寵の状態 5.