投影と怒りの間の必然的な関連性をついに取り消すことができるようになる前に、まず、自我による投影の使用について充分に理解しなければならない

 投影と怒りの間の必然的な関連性をついに取り消すことができるようになる前に、まず、自我による投影の使用について充分に理解しなければならない。 自我は常に葛藤を保存しようとする。 自我は、葛藤を小さくするように見せる方法を考案するのが、非常に巧みである。 なぜなら自我は、あなたが葛藤をあまりにも耐えがたく感じてどうしても手放したいと思うようになることを、望まないからである。 それゆえに、あなたが自我を手放して自由になってしまわないように、自我は自我自身が・・・・・傍点)あなたを葛藤から自由にできると、あなたを説得しようとする。 の法則の歪曲版を使って、自我は心の本当の目的をくじくためだけに、心の力を活用する。 あなたの心から他の心へと葛藤を投影し、その問題は除去したと、あなたに信じ込ませようとする。

 

奇跡講座テキスト 第7章  八 信じがたき信念  2.