あなたが攻撃というものを、自分の望むものが自分から奪われている手段として知覚したのでない限り、攻撃が攻撃を助長することはあり得ない。 あなたが何か失うということはあり得ず、(もし)失うことがあるとすれば、自分がその価値を認めないがゆえにそれを望まないという場合のみである。 あなたは、それが自分から奪われていると感じる

 あなたが攻撃というものを、自分の望むものが自分から奪われている手段として知覚したのでない限り、攻撃が攻撃を助長することはあり得ない。 だが、あなたが何か失うということはあり得ず、失うことがあるとすれば、自分がその価値を認めないがゆえにそれを望まないという場合のみである。 そのようにして失うことにより、あなたはそれが自分から奪われていると感じる。 そして、あなた自身による拒絶を投影することによって、その後あなたは、他の者たちがあなたからそれを取り上げていると信じるようになる。 もしあなたが自分の兄弟はあなたから神の国を引き離すためにあなたを攻撃していると信じるなら、あなたは恐れずにはいられない。 これが、自我によるすべての投影の究極の論拠である。

 

奇跡講座テキスト 第7章  七 神の国の全体性  8.