あなたが平安(神の平安)を望むのであれば、あなたは葛藤という考えをそっくりそのまま、永久に、放棄しなければならない。 このためには(自我に対する)警戒が必要とされる

自我は自分が真理ではないので、真理のいかなる部分をも欲してはいない。 どちらに対する忠誠の誓約も、全的とならざるを得ない。 つまり、心を分裂させることなく、両者があなたの心の中に共存することはできないということである。 平和に共存できないのであれば、そして、あなたが平安を望むのであれば、あなたは葛藤という考えをそっくりそのまま、永久に、放棄しなければならない。 このためには警戒が必要とされるが、それは、あなたが何が真実であるかを認識していない間だけである。 二つのまったく矛盾する思考体系が真理を共有していると信じている間は、あなたが警戒を必要としていることは明らかである。

 

奇跡講座テキスト 第7章  六 警戒から平安へ  8. /2