心が攻撃できないというのであれば、自我は、あなたは(攻撃できるのだから)肉体に違いないという信念へと進んでいく。 あなた(あなたの実相/あなたの強さ)をありのままに見ないことにより、自我は自らを望む通りのものとして見ることができる

 私が繰り返し強調してきたように、自我は自分がを攻撃できると確かに信じており、あなたがこれをおこななったのだと、あなたを説得しょうとしている。 心が攻撃できないというのであれば、自我はこの上なく論理的に、あなたは肉体に違いないという信念へと進んでいく。 あなたをありのままに見ないことにより、自我は自らを望む通りのものとして見ることができる。 自我は自分の弱さを自覚しているので、あなたからの忠誠を望んではいるが、それは真にありのままのあなたからの忠誠ではない。 すなわち、自我はあなたの心を自我自身の妄想システムの中に組み込むことを望んでいる。 なぜなら、そうしなければ、あなたの理解の光がそれを一掃してしまうからである。

 

奇跡講座テキスト 第7章  六 警戒から平安へ  8. /1