したがって自我は、あらゆる感謝とあらゆる認識に反対し、すべての正気の知覚にもすべての智識にも反対する。 自我はそれらによる脅威を全的なものとして知覚する。 なぜなら、心が忠誠を誓うとき、その制約のすべては全的なものだと勘づいているからである。 したがって、自我はあなたから自分を引き離すことを余儀なくされて、あなた以外のものなら何にでも喜んで結びつこうとする。 しかし、他には何も存在していない。 それでも心は幻想を作り上げることができ、もしそうするなら心はそれらを信じることになる。 というのも、心はそうすることによって、それらを作り出したからである。
奇跡講座テキスト 第7章 六 警戒から平安へ 5.