攻撃を受け入れる心(ときには攻撃も必要だとする心)は、愛することができない。 そのような心は、愛を破壊できると信じているからであり、愛とは何かを理解していないからである

 攻撃を受け入れる心は、愛することができない。 その理由は、そのような心は愛を破壊できると信じているからであり、それゆえに、愛とは何かを理解していないからである。 愛が何であるかを理解していないのなら、その心がそれ自身を愛あるものと知覚することはできない。 これが、実存の自覚を失わせ、実在しない感情を引き起こし、まったくの混乱をもたらす。 あなたの思考がその力のゆえにこれをもたらしたのだが、あなたを救うことができるのも、あなたの思考である。 なぜなら、その力はあなたが作り出したものではないからである。 自分の思考を自分で選ぶ通りに方向づけることができるというあなたの能力も、その力の一部である。 もしあなたが自分にそれができると信じていないとしたら、あなたは自分の思考の力を否定したのであり、したがって、あなたの信念においてそれを無力にしてしまったのである。

 

奇跡講座テキスト 第7章  六 警戒から平安へ  2.