私は聖餐で私の肉体を分かち合いたいとは思わない。 なぜなら、それは無を分かち合うことだからである。 私が至聖なる父の至聖なる子供たちと、幻想を分かち合おうとするだろうか。 だが、私の心ならば、確かにあなたと分かち合いたいと思っている。 なぜなら、私たちはひとつの心に属しており、その心は私たちのものだからである。 この心だけをあらゆる場所に見なさい。 これだけがあらゆる所にあり、あらゆるものの中にあるからである。 それがすべてである。 それはそれ自身の中にすべてのものごとを包含しているからである。 これだけを知覚するあなたは幸いである。 なぜなら、あなたは真実なるものだけを知覚するからである。
奇跡講座テキスト 第7章 五 癒しと心の普遍性 10. /2