癒しは、ただ強くするのみである。 魔術は常に弱めようとする。 癒しは、治癒者の中に、他のすべての者が彼と共有していないものを知覚することはしない。 魔術は常に、何か「特別な」ものを治癒者の中に見る。 そしてその治癒者は、その「特別な」ものを、それをもたない誰かに贈り物として提供できると信じ込んでいる。 彼は、その贈り物は神から自分に授けられていると信じるかもしれない。 しかし、もし他の者たちに欠けている何かを自分がもっていると考えるなら、彼が神を理解していないことは明らかである。
奇跡講座テキスト 第7章 五 癒しと心の普遍性 4.