聖霊は、自我が「学んだ」ことの反対を教えるために、自我が作り出したもの(幻想/特別な関係)を使うことをあなたに教える。 あなたは、(全一性/赦しについて)ただ学ぶ努力をすればよいだけである。 いくつもの異なった能力が充分に長い間、(全一性という)一なるゴールのために用いられたなら、それらの能力そのものが統一される

 自我は自分が学んだことのすべてを、すべての者に教えたいとは思わない。 なぜなら、それは自我の目的に反するからである。 したがって、自我は実際にはまったく何も学ばない。 聖霊は、自我が「学んだ」ことの反対を教えるために、自我が作り出したものを使うことをあなたに教える。 学んだことの種類も、その学びに用いられた特定の能力も、同様に問題にならない。 あなたはただ学ぶ努力をすればよいだけである。 なぜなら、聖霊にはその努力が目指すべき一つの統一されたゴールがあるからである。 いくつもの異なった能力が充分に長い間、一なるゴールのために用いられたなら、それらの能力そのものが統一される。 この理由は、それらが一つの方向、あるいは一つの方法へと集約されていくからである。 そのようにして、究極的には、それらはすべて一なる結果に貢献することになる。 そして、そうすることにより、彼らの相違ではなく類似性が強調される。

 

奇跡講座テキスト 第7章  四 真理の認識としての癒し  3.