神の国の中に居るということは、単にあなたの注意をすべてそこ(あなたの実相である全一性)に集中させるということである。 真実でないものに注意を向けることができると信じている限り、あなたは葛藤を自分の選択肢として受け入れている。 あなたの心の中にある祭壇が、唯一の実相である

 神の国の中に居るということは、単にあなたの注意をすべてそこに集中させるということである。 真実でないものに注意を向けることができると信じている限り、あなたは葛藤を自分の選択肢として受け入れている。 それは本当に選択肢だろうか。 そのように見えるが、見かけと実相は同じではない。 神の国そのものであるあなたは見かけは気にかけない。 あなたは実相そのものであるから、実相はあなたのものである。 このようにして、「所有すること」と「在ること」が究極的に和解するが、それはあなたの心の中で起こることであり、神の国で起こることではない。 あなたの心の中にある祭壇が唯一の実相である。 祭壇は想念において完璧に明確である。 なぜなら、それは完璧な想念の反映だからである。 あなたの正しい心はただ兄弟だけを見る。 なぜなら、それはそれ自身の光の中でのみ見るからである。

 

奇跡講座テキスト 第7章  三 神の国の実相  4.