二通りの解釈(聖霊か自我か)に耳を傾けている間は、あなたが聖霊の翻訳を理解することはできない。 一方を理解するために、他方を忘れるか、または放棄しなければならない

 学習と記憶の関連性について疑問を抱く者はいない。 思い出されるためには一貫性がなければならいので、学習は記憶がなければ不可能である。 だからこそ、聖霊が教えるのは、思い出すことのレッスンなのである。 聖霊は思い出すことと忘れることの両方を教えると、私はすでに述べた。 だが、忘れるのは、単に、一貫性のある思い出し方をするためである。 よりよく思い出すために忘れるのである。 二通りの解釈に耳を傾けている間は、あなたが聖霊の翻訳を理解することはできない。 したがって、一方を理解するために、他方を忘れるか、または放棄しなければならない。 これが一貫性を学べる唯一の方法であり、それにより、あなた自身がついに一貫性あるものになれる。

 

奇跡講座テキスト 第7章  二 神の国の法則  6.