神の国の外においては、神の国の中で有効な法則が、「あなたは自分が投影するものを信じる」という形に改変されている。 これが、この法則による教育の形態である。 というのも、神の国の外では、学ぶということが必要不可欠だからである。 この形態が意味するのは、あなたは自分が他者に投影したものと、それゆえに彼らだと信じているものを通して、自分とは何かを学ぶ、ということである。 神の国の中では、教えることも学ぶこともない。 なぜなら、信念というものがないからである。 ただ確かさがあるだけである。 実存の確実性の中に居る神と神の子らは、自分が延長させるものがすなわち自分自身だと知っている。 それは創造の法則であるから、その法則の形態はいかなる形にも改変されない。 神ご自身が、その法則によって創造することで、その法則を創造した。 そして神と同じように創造する神の子らは、自らの創造がそれに基づいていたのと同じように神の国の増大がそれに基づいていると知っているので、喜んでそれに従う。
奇跡講座テキスト 第7章 二 神の国の法則 3.