保護が必要なのは、(神の国の全一性としての)あなたの自覚だけである。 実存(あなたの実相)の真の感覚は、自分とは何かについて疑っている間は、あなたのものにはなり得ない。 疑念が入れば、自分が何であるか確信をもって知ることができない。 警戒は、真理のためには必要ないが、幻想に対しては必要である

 一なる子の全体に例外なく教えることにより、あなたがその全一性を知覚していることと、それがひとつだと学んだことが実証される。 今あなたは、その一体性をあなたの心の中に保つために警戒しなければならない。 なぜなら、疑念を侵入させるなら、あなたはその全一性の自覚を失い、それを教えることができなくなるからである。 神の国の全一性は、あなたの知覚に依存してはいない。 しかし、その全一性についてのあなたの自覚は知覚に依存している。 保護が必要なのはあなたの自覚だけである。 実存が襲われることはあり得ないからである。 だが、実存の真の感覚は、自分とは何かについて疑っている間はあなたのものにはなり得ない。 これが、警戒が不可欠である所以ゆえんである。 実存についての疑いがあなたの心の中に入ってはならない。 疑念が入れば、自分が何であるか確信をもって知ることができない。 確かさはからあなたへのものである。 警戒は、真理のためには必要ないが、幻想に対しては必要である。

 

奇跡講座テキスト 第6章  五 聖霊のレッスン   C 神と神の国を守るためだけに警戒していなさい。  8.