賢い教師は、回避させるのではなく、取り組ませることにより教える。 危害から逃れるために何を回避しなければならないかを強調するのではなく、喜びを得るためには何を学ぶ必要があるのかを強調する。 子供が次のように告げられた場合に経験するはずの恐れと混乱を考えてみなさい。 「これをしてはならない。 これをすれば、おまえは傷つき、危ない目にあう。 だが、代わりにあれをすれば、危害を免れ、安全になる。 そして、おまえはもはや怖がらなくなるだろう」。 それよりも、ただ、「これだけをしなさい!」とだけ言うほうがずっと良い。 このように簡潔な言葉なら、間違えようがなく、わかりやすく、たやすく思い出せる。
奇跡講座テキスト 第6章 五 聖霊のレッスン 3.