自我には聖霊が聞こえないが、自我を作り出した心の一部が自我に反対しているということだけは信じている。 これにより、自我は自分の作り主への攻撃が正当化できると解釈する。 自我は最良の防衛は攻撃であると信じており、そのことを、あなたにも信じさせたいと思っている。 そのことを信じない限り、あなたは自我の側につくことはしない。 そして自我は兄弟を必要としてはいないが、同盟者の必要は切実に感じている。 自我自身にとって異質な何かをあなたの心の中に知覚して、自我は肉体を同盟者とする。 なぜなら、肉体はあなたの一部ではないからである。 これによって肉体が自我の友となる。 それは率直に言って、分離に基づく同盟である。 あなたがこの同盟に与するなら、あなたは恐れることになる。 なぜなら、あなたは恐れの同盟に与することになるからである。
奇跡講座テキスト 第6章 四 唯一の答え 4.