自我自身には、決して答えることのできない質問「あなたは何であるか」が、疑念のはじまりであった。 それ以来、自我は数多くの問いを発したが、どの問いにも決して答えたことがない

自我はその後、これまでに問われたことのある質問の中で最初の質問をしたが、それは自我自身には決して答えることのできない質問である。 その質問、すなわち「あなたは何であるか」が、疑念のはじまりであった。 それ以来、自我は数多くの問いを発したが、どの問いにも決して答えたことがない。 自我の最も意匠を凝らした活動の数々も、その問いを覆い隠してしまう以上のことはしてこなかった。 なぜなら、あなたはその答えをもっており、自我はあなたを恐れている・・・・・・・・・・・・傍点)からである。

 

奇跡講座テキスト 第6章  四 唯一の答え  2. /2