心の中のいかなる分裂においても、必ずその心の一部が拒絶されており、この拒絶こそが分離への信念である。 神の全一性がすなわち神の平安であるが、それは神の被造物の全一性を認識する全一な心によってしか、賞美されない。 この認識によって、心は自らの創造主を知る。 除外と分離は同義であり、分離と解離も同様である。 すでに述べた通り、分離とは解離することであったし、それは今も同じであるが、ひとたびそれが起こると、投影が、分離の主要な防衛手段となる。 すなわち、分離を継続させていく仕組みとなる。 しかし、そのようになる理由は、あなたが考えるほどに明白ではないかもしれない。
奇跡講座テキスト 第6章 二 投影に代わる選択肢 1.