あなたは私を学びの手本とするように勧められてきたが、それは、極端な例は特に役立つ学習教材となるからである。 誰もが教えており、しかも、いついかなる時にも教えている。 それが、あなたが何らかの前提を受け入れた瞬間から、引き受けざるを得ない責任であり、また、何らかの思考体系がなければ、誰も自分の人生に秩序をもたせることはできない。 ひとたびあなたが何らかの種類の思考体系を構築したなら、あなたはそれに従って生き、それを教えることになる。 一つの思考体系に忠誠を尽くすという能力は、間違った対象に向けられる場合もあるが、それでもそれは信の一形態であり、正しい対象に向け直すことが可能である。
奇跡講座テキスト 第6章 序 2.