「父の罪を子に報い、子の子に報いて、三、四代におよぼす」は、前の世代(親や先代の人たち)が誤解したものごとについて、聖霊は後の世代(子である私たち世代)になっても解釈しなおすことができ、そのような(先代の人たちが誤解した)考えを、(再解釈することで)恐れを生み出す能力から解放できる、ということである

 「父の罪を子に報い、子の子に報いて、三、四代におよぼす」は、自我による解釈によればとりわけ険悪なものである。 それによれば、自我自身の存続を保証するための試みとなるだけである。 聖霊にとっては、この記述が意味するのは、前の世代が誤解したものごとについて、聖霊は後の世代になっても解釈しなおすことができ、それにより、そのような考えを、恐れを生み出す能力から解放できる、ということである。

 

奇跡講座テキスト 第5章  六 時間と永遠  8.