私は、私だけのために贖うことはできないと理解したので、一なる声を聞いた。 一なる声を聞くということは、自分自身がそれを聞くためにそれを分かち合おうと決断していることを示唆している。 私の中にあった心は、今もなお、神によって創造された心の一つひとつへと抗しがたく引き寄せられている。 なぜなら、神の全体性は、神の子の全一性でもあるからである。 あなたは傷つくことはあり得ず、自分自身の全一性の他には何も兄弟に見せたいと望んではいない。 彼があなたを傷つけることなどできないと彼に示し、何かを理由にして彼を責めることのないようにしなさい。 さもなければ、あなたはそれと同じ理由で、自分自身を責めることになる。 これが、「他の頬をも向けてやる」ということの意味である。
奇跡講座テキスト 第5章 四 教えること、癒すこと 4.