聖霊は、自我による解釈と霊に属する智識との間の仲介者である。 象徴を取り扱う能力のある聖霊は、自我の言葉で自我の信念に働きかけることができる。 象徴を超えて永遠を見る能力により、聖霊には自らが代弁する神の法則が理解できる。 したがって、聖霊は自我が作り出すものを、破壊によってではなく理解によって解釈し直すという機能を果たせる。 理解は光であり、光は智識へと導く。 聖霊は、光であるあなたの中に居るがゆえに自らも光の中に居るのだが、あなた自身はこのことを知らない。 したがって、神のためにあなたを解釈し直すことが、聖霊の任務である。
奇跡講座テキスト 第5章 三 救済への導き手 7.