聖霊は、思い出すことと忘れることの両方のために、あなたに呼びかける。 あなたは、相反するものが存在し得る対立状態の中に居ることを選んだ。 その結果として、あなたが選ばなければならない数々の選択肢というものが存在している。 神聖な状態においては意志は自由であるから、その想像力には限界がなく、選択というものは無意味である。 選ぶ自由とは、創造する自由と同じ力であるが、その適用は異なる。 選ぶということは、分裂した心があることを前提としている。 聖霊は選択の一つである。 神の子供たちが神から離れることを選んだにもかかわらず、神は子供たちを慰めもなく放置しなかった。 彼らが自らの心の中に置いた声は、神の意志を代弁する声ではなかった。 神の意志を代弁するのは聖霊である。
奇跡講座テキスト 第5章 二 神を代弁する声 6.