聖書は、神を賛美すべきであると、繰り返し述べている。 これは、あなたが神に向かって、神がいかに素晴らしいかを告げるべきだなどという意味ではない。 神はそうした誉め言葉を受け入れるような自我をもたず、それを判断するための知覚ももたない。 しかし、あなたが創造における自らの役割を引き受けない限り、あなたの喜びは不完全であり、それゆえに神の喜びは完全なものとならない。 そして、このことを神は確かに知っている。 ご自身の実存の中、そしてその実存が経験している神の子の経験の中で、神はそれを知っている。 神の表現経路が閉じているとき、神の愛の絶え間ない流出は阻まれる。 そして、神が創造した心たちが神と十全に親交を保っていないとき、神は寂しく思っている。
奇跡講座テキスト 第4章 七 創造と親交 6.