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神聖なる抽象性(実存/一なる心)は、分かち合いに喜びを見出す。 これが創造(神の想念の延長)の意味することである

 すべての実存を包含するにより創造された実存たちは、個々に一切を有しながらも、自らの喜びを増大させるために一切を分かち合うことを望む。 実在するものは、分かち合う以外のやり方では、増大させられない。 それゆえに、はあなたを創造したのである。 神聖なる抽象性は、分かち合いに喜びを見出す。 これが創造の意味することである。 「どのようにして」、「何を」、「誰に」といったことは問題外である。 なぜなら、真の創造は、自らに似せて創造することしかできないので、一切を与えるからである。 神の国の中では、存在の中にあるような「所有すること」と「在ること」の間の相違はないということを、思い出しなさい。 実存の状態においては、心は常に一切を与える。

 

奇跡講座テキスト 第4章  七 創造と親交  5.