自我と同一化しているあなたは、神があなたを愛しているとは信じられない。 あなたは自分で作り出したものを愛しておらず、あなたが作り出したものはあなたを愛していない。 父を否定することから作り出された自我は、自らの作り主に忠誠心をもってはいない。 あなたは、自分が作り出した自己に対する憎悪のゆえに、神と神の被造物たちとの間に存在する真の関係を思い描くことができない。 分離するという決断を、あなたは自我の上に投影している。 そしてこのことが、自分で自我を作り出したがゆえに自我に対して感じている愛と、葛藤する。 この世界の中の愛には、こうした両面感情を伴わない愛というものを経験したことがないので、そうした概念は自我が理解できる範囲を超えている。
奇跡講座テキスト 第4章 三 葛藤のない愛 4. /1