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自我同士は、いかなる状況においても衝突し得るが、霊が衝突することはまったくあり得ない

 自我同士はいかなる状況においても衝突し得るが、霊が衝突することはまったくあり得ない。 もしあなたが教師を単に「より大きな自我」として知覚するなら、あなたは恐れるだろう。 なぜなら、自我を拡大することは、分離についての不安を増大させることになるからである。 あなたが私と共に考えるなら、私はあなたと共に教え、あなたと共に生きる。 しかし私のゴールは常に、最後には、教師を必要とする状態からあなたを解放することである。 これは、自我志向の教師のゴールとは正反対である。 自我志向の教師は、自分の自我が他の自我たちに与える影響を気にするため、彼らとのやりとりを自我保存の手段の一つと解釈する。 もし私がこれを信じていたなら、私は教えることに献身できてはいないだろう。 また、あなたもそれを信じている間は、献身的な教師にはならない。 私は絶えず、賞賛されるべき教師か拒絶されるべき教師として知覚されているが、私はそのどちらの知覚も自分では受け入れない。

 

奇跡講座テキスト 第4章  一 正しい考え方と正しい学び方  6.