権威についての議論は、実は、作者は誰かという問題である。 あなたに権威の問題があるとき、その理由は常に、自分は自分の作者だと信じて、自分の妄想を他人に投影しているからである。 その後あなたはその状況を、作者としてのあなたの立場を奪おうとする他者が、文字通りあなたと戦っている状況として知覚することになる。 これが、神の力を横領したと信じているすべての者たちの根本的な誤りである。 この信念は、彼らにとっては非常に恐ろしいものだが、少しも神を困らせることはない。 しかし神は、その信念をぜひ取り消したいと望んでいる。 その唯一の理由はご自身の子供たちを罰するためではなく、その誤りが彼らを不幸にすると知っているからである。
奇跡講座テキスト 第3章 六 裁きと権威の問題 8. /1