あなたが疲れを感じるとき、その理由は、自分自身を、疲れることが可能な存在と判断したからである。 あなたが誰かを嘲笑するとき、その理由は、その人を価値のない者と判断したからである。 あなたが自分自身を嘲笑するなら、たとえ自分が他人より価値の低い者だという思いに耐えられないというだけの理由からだとしても、あなたは他人を嘲笑せずにはいられない。 こうしたことのすべては、必ず落胆をもたらすものなので、あなたに疲れを感じさせる。 あなたが疲れるということは実際には不可能だが、あなたが自分で自分を疲れさせることはきわめて可能である。
奇跡講座テキスト 第3章 六 裁きと権威の問題 5. /1