知るよりも裁くという選択が、平安を失う原因である。 裁きとは、智識ではなく知覚を土台とするプロセスである。 私はこれについてすでに知覚の選択制という観点から語り、評価することがその明白な必要条件であると指摘した。 裁きは常に拒絶を伴う。 それは、あなた自身の中であれ、他者の中であれ、裁かれているものの肯定的側面のみに重点を置くということはしない。 知覚されて拒絶されたものや、裁かれて不完全と見なされたものは、すでに知覚されたがゆえに、あなたの心の中に残る。
奇跡講座テキスト 第3章 六 裁きと権威の問題 2. /1