聖書の中の「汝ら人を裁くな。 裁かれざらんためなり」という言葉は、他者の実相を裁くなら、あなた自身の実相を裁くことが避けられなくなるという意味である

 私たちはすでに「最後の審判」について論じたが、その詳細は不充分であった。 「最後の審判」の後は、もはや裁きはなくなる。 「審判」とは象徴的なものである。 なぜなら、知覚を超えたところに裁きはないからである。 聖書の中の「汝ら人を裁くな。 裁かれざらんためなり」という言葉は、他者の実相を裁くなら、あなた自身の実相を裁くことが避けられなくなるという意味である。

 

奇跡講座テキスト 第3章  六 裁きと権威の問題  1.